バリアフリー旅行.com

文字サイズ
メニュー▼

旅行の障がい者割引ガイド 交通機関から施設までお得情報5選

旅行の障がい者割引ガイド 交通機関から施設までお得情報5選

旅行を計画するとき、交通費や施設の入場料が気になりませんか?実は、障害者手帳をお持ちの方は、さまざまな場所で割引を受けられることをご存知でしょうか。

鉄道の運賃や航空券、テーマパークや美術館の入場料が割引になったりと、旅行費用を大幅に節約することができる制度が用意されています。

この記事では、交通機関から観光施設、宿泊施設まで、旅行で使える障がい者割引を5つのカテゴリーに分けて詳しくご紹介します。

割引を上手に活用して、安心でお得な旅を楽しみましょう。

目次

障がい者割引で旅行の費用はどれくらいお得になる?

障がい者割引を活用すると、旅行全体の費用を30〜50%程度削減できる場合もあります。

たとえば東京から新大阪へ新幹線で行く場合、往復の運賃が通常17,820円のところ、割引適用で8,910円になり、8,910円もお得になります。

さらに、第1種の手帳をお持ちの場合は介助者も同額の割引を受けられ、2人分で17,820円の節約になることも。

テーマパークの入場料も半額や無料になることがあり、1回の旅行で数万円単位の節約が可能です。

航空券、高速道路、宿泊施設など、複数の割引を組み合わせることで、家族全体の旅行予算を大幅に抑えられるのが大きな魅力です。

【情報1】まずはコレ!主要な交通機関の障がい者割引

交通費は旅行費用の大部分を占めるため、割引が適用されると大幅に費用を抑えることができます。

JRや私鉄、航空会社、高速道路など、主要な交通機関では障害者手帳の提示で割引が受けられます。

それぞれの利用条件や予約方法、介助者への適用範囲が異なるため、事前に確認しておくことが大切です。

旅行の障がい者割引ガイド 交通機関から施設までお得情報5選

鉄道(JR・私鉄)の割引:利用条件と介助者の扱いを解説

JRでは、第1種所持者が介護者付きで乗車する場合に普通乗車券が5割引になります。

介護者は1名までが割引対象です。

第1種所持者及び第2種所持者が単独で乗車する場合は、片道100kmを超える区間で割引対象となります。

私鉄各社も同様の割引制度を設けており、窓口で障害者手帳を提示して購入できます。

定期券も割引対象で、第1種所持者が介護者付きで乗車する場合に5割引になります。

ICカードでは適用されないため、必ず窓口で購入しましょう。介助者の定義は「同一行程を同時に乗車する方」となります。

航空会社(国内線)の割引:予約方法と各社の違い

国内線では、各航空会社が独自の障がい者割引運賃を設定しています。

JALやANAでは、通常運賃の約20%の割引が適用されます。予約は各社WEBサイトからも可能で、搭乗当日に障害者手帳の提示が必要です。

LCCでも一部の会社が割引を実施していますが、事前申請が必要な場合があります。

介助者の割引は、第1種身体障害者手帳または療育手帳A判定の方に同伴する場合に1名まで適用されます。

予約時に「介助者同伴」と伝えることで、同時に割引運賃が適用されるため、忘れずに申告しましょう。

高速道路の割引:事前登録でETCもお得に利用する方法

高速道路では、通行料金が5割引になる制度があります。

対象は、身体障害者手帳の交付を受けている方が運転または同乗する場合です。

利用には事前登録が必要で、手帳を発行した市区町村の福祉担当窓口のほか、オンラインでも手続きが可能です。

手続き完了までには3週間程度かかる場合がありますので、余裕を持って申請しましょう。

登録後は、料金所で手帳を提示するか、ETC車載器を利用して自動的に割引が適用されます。

有効期限は2年間で、更新手続きも必要です。

バス・タクシー・フェリーも対象!知っておきたい割引情報

路線バスでは、障害者手帳の提示で運賃が5割引になることが一般的です。

介助者も同様に割引が受けられる場合が多く、乗車時に手帳を提示利用可能です。

タクシーも一部の自治体や事業者で割引制度があり、10%程度の割引や福祉タクシー券が利用できます。

フェリー各社も障がい者割引を実施しており、旅客運賃が半額になるケースが多いです。

【情報2】テーマパークから美術館まで!観光・レジャー施設の割引

旅行の楽しみである観光施設やレジャースポットでも、障がい者割引が充実しています。

テーマパークや動物園、美術館など、ほとんどの施設で何らかの割引制度が用意されています。

入場料が半額になったり、介助者が無料になったりと、施設によって内容はさまざまです。

旅行の障がい者割引ガイド 交通機関から施設までお得情報5選

全国の人気テーマパーク・遊園地での割引

東京ディズニーリゾートでは、障害者手帳の提示で本人とその同伴者1名に割引料金が適用されます。

料金は時期により変動しますが、たとえば、1デーパスポートが通常9,400円のところ、7,400円で購入できます。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンも同様に、障がい者向けのスタジオ・パスが用意されており、通常の半額近くの料金で入場できます。

富士急ハイランドやナガシマスパーランドなどの遊園地でも割引を受けることができ、事前にウェブサイトで「障害者手帳割引」について確認し、当日は必ず手帳を持参しましょう。

チケット購入窓口で手帳を提示すれば、その場で割引が適用されます。

動物園・水族館・美術館など文化施設の割引情報

全国の動物園や水族館、美術館では、障害者手帳の提示で入場料が無料または半額になることが多いです。

たとえば、上野動物園では本人と介助者1名が無料で入園でき、通常600円×2名分の1,200円が節約できます。

水族館では、沖縄美ら海水族館では本人と介助者1名の入館料が無料となります。

美術館も同様で、国立の施設では本人と介助者1名が無料になることが多いです。

私立の美術館でも割引制度があり、通常料金の50%程度で鑑賞できます。

施設によっては精神障害者保健福祉手帳も対象となるため、手帳の種類に関わらず確認してみると良いでしょう。

意外と使える!映画館や日帳り温泉での割引

映画館では、全国のシネコンチェーンで障がい者割引が利用できます。

TOHOシネマズやイオンシネマでは、本人と介助者1名が1,000円で鑑賞できる割引があり、通常料金の2,000円と比べて大幅にお得です。

日帰り温泉施設やスーパー銭湯でも、割引を受けられることがあります。

たとえば、大江戸温泉物語などの大型施設では、本人と介助者が数百円割り引きになります。

カラオケボックスやボウリング場など、エンターテインメント施設でも割引が用意されている場合があります。

事前に電話で確認しておくと、当日スムーズに利用できます。

【情報3】意外と見落としがち?宿泊施設で使える割引

宿泊費も旅行費用の大きな部分を占めますが、障がい者割引プランを用意しているホテルや旅館もあります。

すべての宿泊施設で実施されているわけではないため、探し方にコツが必要ですバリアフリー対応とあわせて確認することで、快適な滞在が実現できます。

旅行の障がい者割引ガイド 交通機関から施設までお得情報5選

障がい者割引プランがあるホテル・旅館の探し方

大手ホテルチェーンや休暇村などの公共系の施設では、障がい者割引プランを設定していることがあります。

楽天トラベルやじゃらんなどの予約サイトで、「バリアフリー」や「ユニバーサルルーム」で検索すると、対応施設が見つかります。

プラン名に「障がい者割引」と明記されていない場合でも、直接ホテルに電話して「障がい者割引はありますか?」と確認してみてください。

割引率は施設によって異なりますが、10〜20%程度が一般的で、介助者も同様の割引が適用される場合があります。

予約時に確認したいバリアフリー情報と伝え方のポイント

宿泊施設を予約する際は、割引だけでなくバリアフリー設備の有無も確認しましょう。

車椅子対応の客室、エントランスの段差、貸出用車椅子の有無など、必要な設備をリストアップしておくと安心です。

予約時には「車椅子を使用しています」「階段の昇降が難しいです」など、具体的な状況を伝えることで、施設側も適切な客室を用意してくれます。

食事でアレルギーや食べやすさへの配慮が必要な場合も、事前に相談しておきましょう。

丁寧に状況を説明することで、宿泊施設側も最大限のサポートを提供してくれます。当日は障害者手帳を忘れずに持参してください。

【情報4】スムーズな利用に必須!割引の基礎知識とQ&A

障がい者割引を利用するには、いくつかの基本ルールを理解しておく必要があります。

対象となる手帳の種類や等級、介助者の定義、当日の手続きなど、知っておくべき情報をまとめました。

よくある疑問にも答えていきます。

旅行の障がい者割引ガイド 交通機関から施設までお得情報5選

対象となる障害者手帳の種類(身体・療育・精神)と等級

障がい者割引の対象となるのは、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の3種類です。

身体障害者手帳は1級から6級まであり、多くの施設では等級に関わらず割引が適用されます。

ただし、交通機関では第1種(おおむね1〜3級)と第2種で介助者割引の有無が異なります。

療育手帳はA判定(重度)とB判定(中軽度)に分かれ、A判定の場合は介助者も割引対象になることが多いです。

精神障害者保健福祉手帳は1級から3級まであり、近年は対象施設が増えています。

施設によっては精神障害者保健福祉手帳が対象外の場合もあるため、事前確認が重要です。

「介助者(介護者)」の割引条件とは?どこまで対象になる?

介助者割引の条件は、施設や交通機関によって異なります。

一般的には、障害者本人と同一行程を同時に利用する方が対象となります。

家族である必要はなく、友人やヘルパーでも介助者として認められます。

ただし、人数制限があり、多くの場合は1名までです。

第1種身体障害者手帳または療育手帳A判定の方に同伴する場合のみ、介助者割引が適用される交通機関もあります。

第2種やB判定の方の場合、本人のみ割引で介助者は通常料金となることが多いです。

事前に「介助者も割引対象ですか?」と確認しておくと、当日のトラブルを避けられます。

予約から当日までの流れと必要な持ち物

割引を利用する際の基本的な流れは、まず予約時に「障害者手帳を持っています」と伝えることです。

交通機関では窓口で手帳を提示して切符を購入し、施設では入場時に手帳を提示します。

当日必ず持参するものは、障害者手帳の原本です。

コピーや写真では受け付けてもらえないことが多いです。

航空会社や一部の施設では、予約番号や確認書類が必要な場合もあります。

介助者と一緒に利用する場合は、同時に手続きを行うことで両方に割引が適用されます。

スマートフォンアプリの「ミライロID」を利用すれば、手帳の代わりに提示できる施設も増えています。

【情報5】旅行がもっと快適に!便利なアプリと計画のコツ

旅行をより快適にするために、最新のテクノロジーを活用しましょう。

障害者手帳をスマートフォンで提示できるアプリや、バリアフリー情報を検索できるサービスを使えば、事前準備がスムーズになります。

計画段階から情報収集することで、安心して旅行を楽しめます。

旅行の障がい者割引ガイド 交通機関から施設までお得情報5選

スマホが手帳代わりに!「ミライロID」の登録方法と使い方

「ミライロID」は、障害者手帳をスマートフォンで提示できる無料アプリです。

App StoreまたはGoogle Playからダウンロードし、障害者手帳の情報を登録するだけで利用開始できます。

登録には、手帳の写真撮影とマイナンバーカードによる本人確認が必要です。

利用時は、アプリを開いてQRコードや手帳情報を表示し、施設のスタッフに提示します。

現在、全国の鉄道駅や美術館、テーマパークなど6,000以上の施設で利用可能です。

手帳を持ち歩く必要がなくなり、紛失のリスクも減ります。

ただし、すべての施設で対応しているわけではないため、重要な場面では紙の手帳も携帯しておくと安心です。

事前にチェック!旅行先のバリアフリー情報を調べる方法

旅行先のバリアフリー情報は、観光協会の公式サイトや「バリアフリー観光情報」専用サイトなどで調べられます。

Googleマップでも「車椅子対応」のフィルターを使えば、対応施設を検索可能です。

旅行会社の中には、バリアフリー旅行専門のツアーを企画しているところもあり、専門スタッフに相談することで、より安心なプランが立てられます。

事前の情報収集が、快適な旅の鍵となります。

必ずご確認ください!利用時の重要事項

この文章でご紹介している割引情報は一般的な制度に基づいています。

実際に割引をご利用になる際は、必ず事前に各交通機関(JR、航空会社、高速道路など)、各施設(テーマパーク、美術館、宿泊施設など) の公式ウェブサイトまたは窓口にて最新の情報をご確認ください。

まとめ:障がい者割引を活用して、安心でお得な旅を計画しよう

障がい者割引は、交通機関から観光施設、宿泊施設まで幅広く用意されています。

旅行費用を大幅に削減できるだけでなく、介助者も一緒に割引を受けられることが大きなメリットです。

利用には障害者手帳の提示が必要で、施設によって対象となる手帳の種類や等級が異なるため、事前確認が重要です。ミライロIDなどのアプリを活用すれば、手続きもスムーズになります。

バリアフリー情報とあわせて調べることで、より安心して旅行を楽しめます。

この記事でご紹介した割引情報を参考に、次の旅行計画を立ててみてください。

お得で快適な旅が、きっと実現できるはずです。

介護旅行・障がい者旅行の専門サイトバリアフリー旅行.comお役立ち情報

老人ホームで働くスタッフ様必見!利用者様への食事提供のお悩みはこれで解決!
老人ホームで働くスタッフ様必見!利用者様への食事提供のお悩みはこれで解決!
旅行の障がい者割引ガイド 交通機関から施設までお得情報5選
旅行の障がい者割引ガイド 交通機関から施設までお得情報5選
障がい者でも安心して旅行を楽しむための補助金・支援制度の活用法
障がい者でも安心して旅行を楽しむための補助金・支援制度の活用法
バリアフリーな浴槽の「またぎ」設計と安全な選び方
バリアフリーな浴槽の「またぎ」設計と安全な選び方